夫から腎臓をもらった「もろずみ」と、夫へ腎臓を提供した「かおり」が、実体験をもとにお届けする腎臓生活チャンネル。 【100人突破記念】といたしまして前編・中編と公開してきた 『腎臓内科・透析専門医、大武陽一先生のトーク』も最終回を迎えました。 全3回を通して学んだことは、 世の中変わった、ということでした。 医療も医師も制度も、 患者とのコミュニケーション方法すら ここ数年で変わったんだそうです。 「お医者様が言うことがすべてだ!」 と医師を神様のようにうやまい従っていた時代から、 自由度が高い対話型診療へ。 今は医師・患者(家族)が情報を持ち寄り、 みんなでベストな治療法を決めていくSDM(共同意思決定)の時代であり 「いや、もう治療しなくていいんです」 と希望する患者がおられたら、その心も尊重される 「医師も1人の人間です。お医者様じゃなくてお医者さんと呼んでいただければ…」と動画の後半でおっしゃった大武先生のすこし困ったお顔が印象的でした。 それと変わったといえば、 普段診察室でしかお会いできない医師がズームの画面にぴょこんとあらわれたときに 「世の中変わった」と実感しました。 こと大武先生は、YouTubeを開設して1ヶ月に満たない無名のチャンネルにご出演くださったわけで、正直、メリットなどなかったと思います。 こうしたおおきな医師に診てもらえる 兵庫の患者さんを羨ましく思います。 大武先生、ほんとうにありがとうございました! (文責、もろずみ) 【大武先生のプロフィール】 2007年金沢大卒業。研修後は腎臓内科の道に進み多くの慢性腎臓病患者さんの診療にあたってきました。その中で「慢性腎臓病患者さんの理想とする生活をできる限り実現する腎代替療法」を様々な患者さんと一緒に考えてきました。現在はライフワークとして腎臓病患者・家族や関わる医療者の心理的ケア(サイコネフロロジー)の普及とYouTubeなどのSNSを用いた医療情報の発信注力しています。「医者っぽくない医者」がウリです ▼大武先生インタビュー動画の続きはこちらから 「前編」 「中編」 ⭐️ぜひコメントをお寄せください 大武先生へのご質問も大歓迎です ーーーーーーーーーーーーーーーーー 腎臓生活チャンネルは毎週土に更新! (次回は、11月7日に更新します) プロデュース・編集:白倉栄一 白倉さんとのコラボ動画はこちら (もろずみ編) (かおり編) ジーンちゃんロゴデザイン:misublue 腎移植・夫婦の話をこつこつ更新中! (もろずみ編) (かおり編) ーーーーーーーーーーーーーーーーー (ご挨拶) 夫へ腎臓を提供した「かおり」と、夫から腎臓をもらった「もろずみ」が実体験をもとにお届けする【腎臓生活チャンネル】。私たちは、2018年3月、1週間違いで夫婦間腎移植を受けました。手術から2年半が経過するいま、おだやかに笑えるのは、移植医療や約30年お世話になってきたすべての医療従事者の方々、家族のおかげです。 夫婦そろって手術台にのぼるまでには、たくさんの出来事がありました。夫婦の決断、家族の理解、人生設計、愛、死…。 医師を全面的に信頼しているけど、 「ドナーになってくれた伴侶が具合悪くなったら?」 「いただいた腎臓をすぐに悪くしてしまったら?」 「移植が原因で夫婦共倒れになったら?」 といった恐怖が拭えませんでした。 そうした不安を打ち消すため、手術をする前の私たちは「体験者の声」を探しました。 「移植後、体験者の方々はしあわせに暮らしているのか」どうしても知りたかったのです。しかし、なかなかたどり着くことはできませんでした。 そうした背景から、【腎臓生活チャンネル】では、2年前の私たちが知りたいと思った情報を目指して、なるべくわかりやすく、患者が思う移植医療と腎臓病についてお届けしていきます。 私たちは全力でお話ししますが、あくまで患者の視点で語る体験談です。やはり体験談の数はたくさんあればあるほど、移植医療を知るきっかけになるのかなと思います。ゆくゆくは、移植患者さんや医療従事者の方々に取材させていただく様子をこのチャンネルでお伝えして(お話を聞いてみたい方にラブコールさせてください!)移植医療と腎臓病について、みんなで語り合えるチャンネルになればと考えています。 最後に、親愛なる腎臓さん 今日も1日お疲れさまでした いつもありがとう かおり & もろずみ 大武陽一先生の【心身健康TV】はこちら #人工透析 #腎臓病 #ドナー
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